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「朝一番の「習慣」が人生を変える」


  高井伸夫氏著
全247ページ
648円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「朝型人間になってバリバリ仕事をするべし」


■何故この本を手に取ったか?
「夜型と朝型では、どちらが仕事によい影響を与えるのか
それはきっと朝型であろうということは感づいていたので
実際にどのように朝を活用しているのか具体例を知りたかったから」


■流れ
朝七時には仕事を始める

ビジネスツールの使い方

自分をマネジメントする

仕事と勉強する時間を確保すべし



■レビュー■
『朝七時には仕事に手をつけていないといけません。
これが、シンプルにして、だれでもできる成功の法則』(P. 22)
朝七時に仕事をしているというのは、
おそらく他にだれもいなくて、自分ひとりの状態が多いと思います。
その状態はとても仕事がはかどります。
実は、会社にいて一番やっかいなのは、
仕事中によこやりが入ることなのです。
たとえば、絶好調で書類作成中なのに、別の用事を頼まれると
それを片付けて作業に戻ったときには、
もとの集中した作業状態に戻すのに時間がかかるのです。
そういうことが何回もあると、仕事がはかどらなくなるのです。
よって、邪魔されない時間帯に仕事を片付けることが重要になってきます。
また、朝は睡眠をとった直後で頭の回転が早いので、
疲れてくる夕方よりも計算や書類作成に向いています。
そういうところを加味すれば、やはり残業でなく、
朝型にシフトするのがよいと思われます。

『なによりいちばんいいのは、家族が安堵することです。
夜型人間は、家族が心配します』(P. 190)
夜遅くまで残業していると疲労がたまるだけでなく、
ついつい時間がたくさんあると錯覚して遅くまで仕事してしまい
睡眠時間を削る結果となって体に負担がかかります。
しかし、朝型人間のメリットは、健康面だけではありません。
夜遅くなると、さらに家族に心配をかけます。
ところが朝早くでていく分には心配されません。
家族のサポートも受けやすくなるのです。

 

『スケジュールを立てることは大切だけれども、
スケジュールどおりに動くだけでは変化に対応できない』(P. 123)
ただ、スケジュールをこなすだけでは、
それを達成することのみが目的となってしまい、
仕事内容が硬直化していきます。
それでは変化の激しい現代の流れについていけなくなり、
仕事の質が確保できなくなる恐れがあります。
ゆえに、スケジュールをがちがちに決めてしまうのは
あまり良いことではありません。
しかしながら、
『どんなに質の高い仕事をしても、
期限に間に合わなければ意味がない』(P. 123)
ということも重要な教訓です。
だからこそ、みんな期限を守ることに必死になります。
よって、締切だけは厳守し、
その他はある程度のゆとりを持たせた時間管理をすればよいでしょう。

だれだって何も好き好んで睡眠時間を削っているわけではありませんよね。
でも時には、三日徹夜してでも仕上げなくてはならない仕事があります。
ですが、それが常態化してしまうと、作業効率は格段に落ちてしまいます。
そうなれば、仕事の質も量も落ちてしまい大変なことになります。

だからこそ、メリハリつけた仕事ができるように
自分でスケジュール管理をしなくてはなりません。
そのもっともシンプルで効果の大きい方法が朝型にすることなのです。

そうすれば、三日徹夜するような修羅場が来て生活リズムが崩されても
基本が朝型なのですぐに元のリズムに戻せます。

『もっとも強い者やもっとも賢い者ではなく、
変化に対応できるものが生き残る』(P. 86)
地球上にはとても強い動物がたくさん存在していました。
たとえば、サーベルタイガーや大型サメのメガロドンなど
とても強い動物であったと推測できます。
しかし、そんな強い彼らも環境が変化とともに姿を消してしまいました。
強いといっても自然には敵いません。
その自然を生き抜ける能力というのが変化に対応できる力なのです。
ゆえに、柔軟な対応ができる人から勝ち組が出現します。
すでに、日本は従来の雇用形態からの変化が見られます。
これは環境の急速な変化と同じです。
強さや賢さがあるに越したことはありません。
しかし、それ以前に変化に対応できなければ
絶滅した種族と同じ道をたどることになるでしょう。

 

『ある線を越えてしまうと、シミや臭みのようなものがついてしまい、
それは、一度ついたらもう抜けない』(P. 141)
映画館でポルノを映写すると、館内の雰囲気が変わるそうです。
別に物質的に何か変化したわけではないのですが、
そうなってしまうというのです。
これと同じように、人間の行動も、
その心に影響を与えているように思います。
ゆえに、だれも見ていないからといって
不正を働く人というのは、やはりそういう雰囲気を持っています。
それが見抜ける人には見抜けます。

とある大家さんの話では、
入居希望者がいたら必ず自分が面接して決めるのだそうで、
その理由が「直接会って話をしたら、
書類上(勤め先や収入面で)良さそうにみえる人でも
意外にトラブルになりそうな人がいてわかるから」だそうです。
理屈ではなく直感なので、非科学的な話なのですが、
無視できない話であると思います。
(安藤泉氏著「専業主婦が10年連続入居率99%にしたアパマン経営法」参照)

『周りの人間は、見ていないようでじつによく見ています。
アンフェアなことをしていたら、人間として軽蔑されます。
するとどうなるか、部下がみな、
必要最低限の仕事しかしないようになります』(P. 65)
雰囲気とまではいかなくても、
実際にその行動が不正であれば、見ているものは不快に思います。
アンフェアな人間を誰が進んで助けてあげようなどと思うでしょうか。
給与をもらっているからその分はきちんと働くけど、
それ以上は係わり合いになりたくない、と思われてしまいます。
完全にフェアな状態にするのは、難しいと思います。
ですが、それに近づけようとしなければなりません。
その姿もやはり、見ている人はよく見ているものです。

『自分の弁護士としての「賞味期限」を意識するようになりました』(P. 229)
人は年を取れば、働けなくなります。
その一つの区切りが定年退職なのですが、
定年退職と同時に多くの権限がなくなります。
これまで部長や課長であったためにつながっていた人たちと
自分とのつながりをなくしてしまいます。
これが、「人脈の賞味期限」というもので、
いつも自分と同じ世代の人としか、個人的に関わっていなかった人は、
定年と同時に大きな喪失感に襲われることが多いのです。
よって、著者は「自分より15歳年下の者と常に付き合え」といいます。
そこで15歳以上年下の勉強会に参加すると、
あまりにも活発で、正直ついていくのがしんどいと思ったようです。
ゆえに、やはり弁護士業であって定年はなくても
職業人としての賞味期限があるのだ、と思ったそうです。

つまりは、自分はいつか働けなくなるかもしれない、と
常に意識しておかねばならないということです。
余生が長くなったいまでは、長生きするリスクさえ叫ばれています。
働かなくても食べていけるだけのたくわえというのは、
なかなか作れるものではありません。
ですから、すべての個人は最終的に子供に扶養されるか
投資家として生きていかねばならないでしょう。
ただし、手足が動き、働けるうちは何かしら職を見つけて働いた方が良いです。
なぜなら、ほとんどの人間はもうろくして働けなくなるのではなく
働かなくなるからもうろくしてしまうからです。
(本多静六氏著「人生計画の立て方」参照)


■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
朝型にするメリットの解説が主としてありますが、
それ以上にいろいろと気付かせてくれる良い本であると思います。



■評価■


点数合計 19点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
朝型のメリットがわかるし、
それを実践するのはだれにでもはじめられる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
夜型よりは絶対朝型だと私も思う

(6)信頼性 4点 
信用できる内容

レビューNo.0689
評価年月日:2011年1月2日



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