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「朝10時までに仕事は片づける」


  高井伸夫氏著
全221ページ
1400円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「デキる人は早起きして午前中に重要な仕事を終わらせている」


■何故この本を手に取ったか?
「午前10時までに仕事を終わらせるには
どのような秘策があるのか知りたくて」


■流れ
朝をマネジメントする

朝の仕事で抜きんでる

朝の一仕事についての注意点

早起きの利点



■レビュー■
『一流といわれ実績をあげている人ほど、早く出社して、
朝10時には、一仕事や大仕事を終わらせている』(P. 5)
朝早起きして、仕事をすることで何事も
前倒しで終わらせることができます。
何故、夜でなく朝をねらうのかといいますと、
朝は通勤しやすいのでストレスが軽減されることや
電話などで仕事を中断させられることがなく集中しやすいこと、
重役などのキーパーソンも朝が早いので顔を覚えてもらえること、
などなど、色々とメリットがあるからです。
そして、朝早い人であると職場で認識してもらえるようになったら、
定時で帰っても「彼は朝早いから」といって勘弁してくれるようになります。
よって、サービス残業に付き合わされることはなくなります。
(梅森浩一氏著「残業しない技術」参照)

『夜はだらだらとはつき合いません。
失礼でない範囲の最小時間で切り上げる』(P. 59)
朝早く仕事をするコツは、やはり夜早く寝ることです。
理想は夜10時に就寝し、6時間睡眠で朝4時起きすることです。
飲み会があって就寝時間が多少ずれることがあるかもしれませんが、
起床時間は基本的に変更することがあってはなりません。
しかし、切り上げにくいこともあるでしょうから、
多少の寝坊は構わないと思います。
でも、遅くとも5時には起きるようにすべきと思います。

『書面だとはっきり伝わる』(P. 18)
『記録があることは、言い訳がしにくくなる』(P. 18)
何かと文書にして仕事を進めていくことが大切です。
言葉だけでは、「言った、言わない」となってトラブルの元になります。
しかし、文書が残っていれば、それが証拠となりますので、
相手も下手なことができません。

『こちらが書面化を求めているのに
相手がそれを避けようとするような場合は、細心の注意が必要です。
文書化を嫌がるのは、責任逃れや約束違反の可能性が大きい』(P. 184)
文書化を徹底的に嫌がる相手とは、
場合によっては、協力関係自体を見なおすべきかもしれません。
たとえ儲かる仕事であったとしても、
トラブルの種を残すようでは良い仕事とはいえません。
また、仕事を振られたときに、
その責任の所在を明らかにするというときにも、
書面化するのは大変役立ちます。
部下にヤバい仕事をさせておいて、
危なくなったら切るというヤクザまがいの手法も
民間企業でやってることがありますので、
自衛のためにも書面化をすることは重要なのです。

『タイムリミットのないものは「仕事とはいえない」』(P. 36)

仕事は締切に間に合ってこそ仕事です。
また時間を守るからこそ信頼されるようになります。
仕事は一人でするものではありません。
ですから、時間を守らないというのは、
たくさんの人の時間を浪費させる悪の所業です。
関係各位に多大な迷惑をかけてしまうのです。

また、それだけでなく、
変化のめまぐるしいこのご時世に、
締切が守れないようでは話になりません。
『時間を制する者はよく戦いを制する』(P. 42)
と、ありますように、
制限時間内に仕事を終わらせ、
計画通りに進めていくことが、
多くの勝負事に勝つ秘策であると言えそうです。

『どんな話も三分以内でまとめる』(P. 43)
長い話は嫌われます。
みんな忙しいので、要点だけ簡潔に伝えて欲しいのです。
だからこそ、三分以内に話をきちんとまとめられる人は重宝されます。
コツは結論を先にもってくることだそうです。
結論が分かっているから、重要な話を聴き落とさないように集中して
相手を疲れを増大させることもありませんし、
結論に至った過程も簡略化しやすいので話をまとめやすいのです。
(高井伸夫氏著氏著「3分以内に話はまとめなさい」参照)

『仕事の効率を少しでも上げていかねばならない時代に、
一人でできる仕事を二人、三人にやらせたら、
能力はレベルダウンするに決まっています。
やる気もなくなります』(P. 100)
これはその通りであると思います。
実際に、フォルクスワーゲンが同様のことをして業績を悪化させたそうです。
では、ワークシェアリングは悪いことなのでしょうか。
そんなことはありません。
同じ時間に過剰に従業員がいることがよくないのです。
マツダはかつてオイルショックで車が売れないときがあったのですが、
安易に社員のクビを切るようなことはしませんでした。
しかし、余剰人員を工場の中に置いてくと、社員の士気に影響します。
そこで、交代で会社内の草取りをさせたというのです。
普段重要ではないがやっておきたい別の仕事を振ったわけです。
社員はみんな真面目に取り組むのですが、
ものづくりをしたくて務めている人たちですから、
はやく工場に戻りたい、という気持ちが募って、
長期間士気の大幅な低下はなかったのです。

『社長・役員は一年365日、一日も休まずに働くべきで、
管理職の人は3600時間、一般職で2400時間は働かないと、
国際競争には勝てないのではないでしょうか』(P. 110)
年間3600時間というと大変な感じがしますが、
年間120日の休みがあるとして、日に15時間労働です。
決して無理ではないと思います。
というか、おそらく皆さん実際のところ
既にそのくらい働いてらっしゃる方も珍しくないと思います。

何度も言いますが、仕事は一人でするものではありませんので、
人脈がとても大切になってきます。
良い人脈が欲しいと思ったら、
『自分自身がよい人脈になること』(P. 112)
『相手を選ぶこと』(P. 113)
が重要になってきます。
相手がこちらを頼ってくるからこそ、
こちらのお願いもきいてもらえるのです。
ゆえに、人脈をつくりたかったら自分が頼られるくらい
実力を磨いておかねば話にならないということです。
最初から人に頼りきろうという魂胆が見えてる人は、
相手が人脈として見てくれないので、人脈を得ることは困難です。
(後藤芳徳氏著「チャンスと出逢うための人脈大改造」参照)

『豊富にあると思うと、使い方がいい加減になるのは
お金も時間も同じです』(P. 131)
有給を完全に消化すれば年間140日も休みがあるそうです。
実際、現在土日も完全に休めるかどうかはわかりません。
しかし、これだけ名目上の休みがあるのですから、
きちんと休みをとれる人ならば、多くの時間を持てるようになります。
しかし、多く時間があると思う人は、時間を有意義に使うことは稀です。
むしろ、忙しい人の方が、足りない時間を必死にかき集めて
難関資格に挑戦したり、さらに仕事を推し進めたりと
懸命に時間を有効活用して密度の濃い人生を送ることが多いのです。

『あなたが出会う禍があるとしたら、その禍は
あなたがかつておろそかにした時間の報いなのである』(P. 134,135)
時間を浪費していた人は、必ず後で何かしら困ったことが起きます。
これは時間を有効活用してきた人でさえ困ることがあるくらいです。

というのも、たとえば社会に出てたくさんの人たちに
「ああ、あのときもっと勉強していたら良かった」
という自責の念があります。
勉強しておけばよかった、という後悔は
実は勉強をさぼっていた人たちだけでなく
東大を出たような人でさえ抱くというのです。
もちろん東大生なら国家一種受験を控えていてナーバスになってるとか、
そういうちょっと高度なレベルの悩みなんでしょうけれど
それでも普通の人たちよりもはるかに多くの時間を
勉強に費やしてきた人でさえ時間の浪費を後悔しているわけです。
そう考えると、時間の浪費による禍は
誰しも逃れられないものなのかもしれません。


■反論・誤植・注意点など■
『経済の根本はデフレである』(P. 118)
いまいち説得力に欠けます。
といいますのも、戦前は500円で家が建ったと聞いたことがあります。
江戸時代なんて銭とか文とか使ってて円なんて出てこないんですよ。
初任給だって、戦後ずっと上がり続けてました。
経済学者によっては、
経済は基本的に緩やかなインフレ傾向にあるという人もいます。
ようするに、学者の中でも意見が分かれているような話なのです。
私個人としては、戦前の貨幣価値を考えると、
経済活動はインフレが基本だと思います。


■最後に■
本書は弁護士である著者が書いたもので、
ビジネス書としてビジネスパーソンには
とても参考になる内容が満載されています。

早起きして仕事を午前中に片付けるという考え方は、
とても理にかなっていると思います。
特に都心での仕事は、鉄道を利用して出勤する方が多いでしょうから、
朝早くに出かけるう方が絶対に良いと思います。
満員電車を避けられるというだけで、
体力の消耗具合がまったく違います。




■評価■


点数合計 21点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
8割実行できたらかなりすごいことになるでしょう

(4)実用期間 5点 
一生使える。

(5)インパクト 3点 
衝撃的というよりなるほど!と思う

(6)信頼性 4点 
理論というよりも経験則に基づく実践的な話が多い

レビューNo.0000
評価年月日:2000年00月00日



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