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「ロバート・アレンの大富豪への道」


  ロバート・G・アレン氏著
金森重樹氏監訳
全208ページ
1800円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「米国流不動産投資の基本書」


■何故この本を手に取ったか?
「名著と名高いNothing Downの邦訳で
監訳が金森重樹だったから」


■流れ
不動産はじめの一歩

掘り出し物について

銀行からの借り入れ

成功のための戦略

個人事業主として財を成す


■レビュー■
『どうしても必要でない限り、
パートナーシップを組んではならない』(P. 123)
不動産投資は、一人でやるべきものです。
何故かといいますと、ひとつの物件に二人以上の所有者がいると
必ずといってよいほどケンカになるからです。
そして、ケンカになったあとに、はやく相手と別れたいからといって、
その物件を投げ売り価格で手放すことになりかねません。

ゆえに、よほどのことがない限りは、
パートナーと共同で出資、なんてことはしない方が良いです。
人間関係は時とともに変化することを肝に銘じておきましょう。

『会社勤めの特典喪失』(P. 164)

不動産投資が軌道に乗り、
現在の年収と変わらないくらい儲けがでるようになった時、
必ず悩むことになるのが、
今の職場を辞めてしまおうか、どうしようか、ということです。
会社を辞めることができる段階になると不思議なもので
毎日辞めたいと思っていた職場であっても
意外と踏ん切りがつかず、辞められないものです。

何故かといえば、これまで不動産を副業にしてきたとはいえ、
やはり本業はいまの会社での職であり、
そのコミュニティを通じて多くの知り合い仲間がいます。
彼らとのつながりの大部分が仕事を辞めると同時に消えてしまいます。
収入ももちろん減ってしまいます。

また、これまであった厚生年金、健康保険
さらにはクレジットカードの査定に有利など
勤め人だからこそ活かせる特権がなくなってしまいます。

しかし、思いなおせば、
個人事業主として、若しくは企業経営者として、
色々な物を経費で落とせたり、自分の給与を自分で決めたり、
自分に各種手当をだしたりして、様々な恩恵が得られます。

そう考えると、会社勤めの特典が消えても、
それを手放した分だけの新たな特典が
自分の努力次第で手に入るのです。

『最終的に経済的な自由度を高めようと思うなら、
当面は支出をきりつめなければならない』(P. 166)
不動産投資は、やり方によっては頭金すらいらないのですが、
それでも様々なリスクを考えたら、
頭金は3割ほどいれておいた方が絶対に良いでしょう。
ノンリコースローンだったら良いのですが、
そうでないとき、空室率があがって家賃収入が落ち込み
返済が滞ったら目も当てられない状況になってしまいます。



■反論・誤植・注意点など■
『実地訓練でしか身につかない
優良な投資物件を探し当てるコツを会得していて、
すぐに行動する勇気のある投資家にしか
チャンスは巡ってこない』(P. 27)
チャンスの神様は前髪しか生えていないから
来たときにすぐ捕まえないといけない、と
よくいろんなところで聞きます。

これはしかし、きちんとした知識と経験を持つ
一部の投資家に限られたものです。
これまで投資に縁のなかった一般の人たちが、
まったく準備せずに不動産業界に入っていくのは、
自殺行為に等しいと思います。

『自身と実力をつけてから取引を始めるといっているようでは、
いつまでたっても始まらない。
つまらぬことを考えずに、とにかく始めてみることだ』(P. 30)
ここまで読んで、早速物件探しを開始する人はえらいです。
しかし、お金があろうとも、まだ買ってはいけませんよ。

まずは、不動産投資に関する勉強です。
半年くらいは物件をさがしたり、宅建の勉強をしたり、と
忙しい日々が続くでしょう。

そして、ある程度の知識が得られたら、
目標イメージを強く持って、
それを実現できるように行動に移していけば、
大きくこけたりしないので最終的に成功することができます。
いつまでも始めないのも問題ですが、
あんまりあせって飛びつくのも良くありません。
急がば回れです。



■最後に■
アメリカでとても有名な不動産投資の基本書である
”Nothing Down”の邦訳版です。

これを読んで思ったことは、
この本は基本的に内容はよいけれど、
日本で不動産を始めるなら
日本で不動産投資をしている人の本を読んだ方がよっぽどためになる、
ということです。

もちろん、この本は良い本ですが、
これ一冊読んだだけで不動産投資をしようと考えてはダメです。

最低でも、不動産関連本を30冊ほど読んで、
できれば宅建を取得しているのが良いでしょう。
宅建の勉強はその辺りの不動産本を読むより、
よっぽどためになります。

もちろん宅建を取得する必要はありません。
しかし、宅建の知識が全くない人が
いきなり不動産投資をしようというのは無謀だと思います。



■評価■


点数合計 19点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 2点 
基本的なことを重点的に書いているため具体性にかける
また、この知識を日本で適用するためには、
日本での法律を学ばねばならないと思われる
一部、金森氏が日本ではこうだ、とフォローしている

(4)実用期間 5点 
10年以上にわたって使える知識

(5)インパクト 3点 
なるほど、と思う

(6)信頼性 4点 
間違いはない内容で信用できる


レビューNo.1033
評価年月日:2010年8月10日



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