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「ゲストハウスに住もう!」


  今一生氏著
全207ページ
1600円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「ゲストハウスという新しい居住スタイルの提案」


■何故この本を手に取ったか?
「ゲストハウスは敷金礼金がなく、
短期間で移動が可能であるため、
引越しを頻繁にする者にとっては、
大変重宝されているうえ、
外国人からの注目度も高いので、
どのようなものか知っておきたかったから」


■流れ
ゲストハウス基礎知識

ゲストハウス初心者のためのQ&A

定住しないという日本にとって新しいライフスタイル

業者のトップたちの座談会


■レビュー■
『同じ部屋で過ごす日数が年々減っていくのを実感する頃には、
毎月の家賃が高いものに感じられてくるほか、
転居のたびに引越し代や敷金・礼金・不動産手数料・
更新料・保証金などを出費するのがバカらしく思えてくるはずだ』(P. 19)
日本の賃貸は、敷金礼金を筆頭に、
様々な出費を強いられます。
しかも、契約は基本的に2年で、身動きがしにくいのです。

それに引き換え、ゲストハウスなら、
基本は宿であるため、数日宿泊して気にいらなければ、
別の場所を探すということも可能です。

また、ゲストハウスの特色として、
たくさんの人とコミュニケーションが図れるということです。
それが好きである人には、お勧めのライフスタイルです。
しかし、プライベート重視の方には不向きといえます。
もし、興味があって住んでみようかな、とおもう人は
そこを理解して居住するかどうか決めなくてはいけません。

『現代の都市に住む人々は、生き方そのものも
<歴史派>から<地理派>へと変質してきている』(P. 21)
田舎でなくて、都会で暮らしたいけれど
あんまりお金が使えない人は、
これまで居住費によって、都会への移住を阻まれてきました。
しかし、居住費があまりかからないゲストハウスなら、
派遣やフリーターをしながらでも十分生活していけます。
この事実が広まれば、田舎が合わない人が、
より一層都会へ流入してくることでしょう。

『日本のゲストハウスは「短期滞在」仕様の再利用物件』(P. 25)
ゲストハウスというものは、基本的にこれまで
社宅、寮などとして使用されていたものを、
短期滞在用の宿泊施設としてリニューアルしたものです。
ですから、安い宿泊費が設定可能なのです。
住居を決める人たちも、豪華な場所を望んでいるわけではありません。
よって、ゲストハウスを供給するつもりなら、
あまり設備にこる必要はありません。
セキュリティが売りのゲストハウスというのもありますが、
(中川輝幸氏著「これなら儲かるゲストハウス投資」参照)

『海外でルームシェアを経験した日本人は、帰国しても
「外国人と交流できる場所に住みたい」と思うのだろう』(P. 96、97)
ゲストハウスというと、外国人がたくさん住んでいるイメージありました。
しかし、最近は日本人がとても多いみたいです。
外国でルームシェアしていた日本人にとっては、
一人暮らしはさみしすぎるのでしょう。
家に誰かいると、なぜかホッとするものです。
また、病気になってうごけなくてなっても
ゲストハウスなら誰かが必ず助けてくれます。

また、ゲストハウスに日本人が多くなっている理由としては、
もうひとつ考えられるのが、
とにかく安いところに住みたい、という
切羽詰まったニーズです。

やはり格差社会といわれてひさしいですから、
ネット難民とまではいかないけれど、
都会では家賃が高くて普通に賃貸物件を借りられない、という人が
予想以上に多いようにも思われます。
また、先行き不安な世の中なので、
少しでもたくさんの貯金をしておくために、
居住費を切り詰めている可能性もあります。

いくら安くて、宿泊の際にあんまりうるさく言わないからといっても、
コミュニティを乱したり、ケンカしたり、
盗みを働いたり、破壊行動をとるような人は、困ります。
よって、それぞれゲストハウスごとに独自の基準があるみたいです。
共通するのが、
『審査基準は顔写真、連絡先、アンケート、直感』(P. 169)
です。
これらは必ず押さえておかねばならない審査基準のようです。


■反論・誤植・注意点など■
『「ワンダラー・デー」という
1日10ドルの貧乏旅行が流行っていた』(P. 144)
「ワンダラー・デー」なら、一日一ドルなんじゃないかな、と思うのですが・・・?
いまいちどういう定義なのかよくわかりませんでした。


■最後に■
ゲストハウスというライフスタイルは、
なかなか良い発想ではないでしょうか。
ゲストハウスならば、都会に暮らす場合でも
スターティングコストが安く、これからのニーズと
大変良く一致しているように思いました。
アパート投資を考えている人は、
一度検討してみる価値はあるように思います。


■評価■


点数合計 19点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
新しいライフスタイルを学習できる

(4)実用期間 5点 
今後10年以内に大多数の日本人に
ライフスタイルの一つとして認知されると思う

(5)インパクト 4点 
このような生活スタイルがあったのかと驚いた
これまでの不動産賃貸とは違う方法であり、
あたらしいライフスタイルとして確立しそうである

(6)信頼性 3点 
本書の内容は「こういう例がある」というものであり、
特異性の高い話だと感じる
そもそも居住者たちにはいろんな事情があるので、
本書一冊では、カバーしきれないだけと考えられる


レビューNo.1054
評価年月日:2010年10月17日



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