無料メールマガジン

メルマガ案内


TOPROサイト解説RO学習に関する本RO自己啓発に関する本RO仕事に関する本RO投資に関する本ROお金に関する本RO健康に関する本RO日本と世界に関する本ROその他の本


■リンク■

○skさんの模型サイト

sk-site

 


■管理者プロフィール■

プロフィール


■問い合わせメール■

こちらからどうぞ


 

カスタム検索













「家族を守る災害行動マニュアル」


  加納一郎氏著
全203ページ
420円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「災害が起こった後にどう行動すべきか書かれた本」

■何故この本を手に取ったか?
「災害対策をするために入手した10冊のうちのひとつ」



■流れ
警戒宣言が発令されたら

保健衛生の知識と救急法

火、水、シェルター

道具・生活用具の応急代用

信号

家族で準備すること



■レビュー■
災害によって鉄道が止まったとき、
帰宅困難になる人が大勢でてきます。
そういう時、どうやって家に帰るかを
日頃から考えておかねばなりません。
もちろん、帰宅しないという手もあります。
しかし、
どうしても帰宅しなければならない事情もあると思いますので、
被災地の歩き方を予め想定しておくと無茶をせずに済みます。

『筋肉が痛む前に休憩をとる』(P. 31)
足が痛くなってから休憩した場合、
足の筋肉が痛んでいる可能性が高いです。
そうなってから休んでも回復に時間がかかります。
筋肉が痛む前に休憩をとらなければならないのです。

『30分歩いたら5分休憩をとるようにする』(P. 31)
足が痛んでから、または疲れてから休むというのは
休憩のサインとしてわかりやすいのですが、
そうなる前に休憩を取らねばならないので、
やはり一定の目安が必要です。
その目安として「30分歩いて5分休憩」が良いようです。
はっきりいって、30分歩いた程度では、
被災地では通常の三倍時間がかかるため、
ほとんど進まないでしょう。
しかし、足を痛めないためには仕方ありません。

『30分の休憩のときには必ず水を飲む』(P. 31)
脱水症状を自覚したときには、かなり水分は失われていて、
これも足と同様、すぐに回復することはできません。
ですから、意識的に水を補給しなくてはいけません。
何度目かの休憩のときは、30分休憩し、水分補給するべきです。

『バタフライ型粘着テープで傷口の裂け目を閉じる』(P. 80)
これはガムテープを三角形に切って作ることができます。
言葉では伝えにくいので、本書を参考にしてみると良いと思います。
仕事場に置いていたガムテープを
絆創膏の代わりにできるようになります。

『レンズを利用した着火法』(P. 102)
火をおこすとき、百円ライターでもなければ
とても大変な思いをすると思います。
そこで虫めがねのようなレンズを持っていると、
日中に火をおこすことが可能です。
ですから、レンズを一枚、防災袋に入れておくと
役立つことがあるかもしれません。

『デブリーハット』(P. 126)
作りやすさと暖かさでは、
これが最上級のシェルターの一つと言われています。
テントが用意できるときばかりではありません。
こういう技術を身につけている人とそうでない人とで、
有事の際には大きな差ができるのです。
キャンプする機会があれば、ちょうど良い練習の場として、
つくってみてはいかがでしょうか。
別にでき上がったデブリーハットで
一晩過ごさなければならないわけではないのですし、
一度つくったことがある人と、そうでない人とでは、
動きがまったく違いますから、是非チャレンジしてみるべきです。

『徒歩帰宅用の必需品』(P. 190)
スニーカー、リュックなどの18品目が挙げられています。
しかし、これは自宅にいるときにはともかく、
帰宅難民になる場合は、職場にいるわけですから、
全て揃えていられる人は多くないと思います。
ですが、この18品目を取捨選択して、
自分なりの帰宅必需品を揃えてみたら良いと思います。
防災必需品はそれぞれの立場によって異なります。
ですから、これらはあくまで参考なのです。



■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
徒歩帰宅を主要題目とした本です。
これはこれでコンセプトがしっかりしていて良いと思います。
防災をしっかりしようとしている人にとっては、
いろんな分野をかじった程度にしか解説しない本よりも、
こういう本の方が嬉しいと思います。

特に、鉄道を利用して通勤している人は、
こういう徒歩帰宅用の本は一読の価値ありと思います。

■評価■


点数合計 22点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
徒歩帰宅に必要な知識がたくさんあって
一読するだけでも意識が高まると思う

(4)実用期間 5点 
10年以上使える知識
(鉄道で通勤通学する人がたくさんいる限り使える知識)

(5)インパクト 3点 
大体予想の通りで特に驚くべきところは無い、
けれども、「なるほどそうすべきなのか」と
納得できることが多くためになる

(6)信頼性 5点 
信頼できる内容

レビューNo. 1293
評価年月日:2011年4月6日



本ページトップへ戻る

カテゴリトップへ戻る